「Geoje Yaho~!」— ミームでバズっているK-POPグループ
始まりはWoniの個人YouTubeチャンネル「Hello I'm Woni Nice to Meet You」だった。日本人メンバーのMinamiがギャルコンセプトで登場した動画の中で…
この記事でわかること
「Geoje Yaho~!」— ミームでバズっているK-POPグループ
YouTubeのアルゴリズムを長く眺めていれば、やがてギャルメイクをした印象的な少女が慶尚道の方言をまくしたてる動画にたどり着く。彼女たちがRESCENEだ。2024年にデビューした5人組ガールグループで、現在韓国のショートフォームコンテンツ界で最も急成長している存在のひとつとなっている。
「Geoje Yaho~!」はどう生まれたのか
始まりはWoniの個人YouTubeチャンネル「Hello I'm Woni Nice to Meet You」だった。日本人メンバーのMinamiがギャルコンセプトで登場した動画の中で、Woniは「その格好でGeoje行くの?Geojeの住民に怒られるよ」と言った。するとMinamiは下向きのピースサインをしながら「Geoje Yaho~!」と叫んだ。これは若い日本人女性の間で使われるカジュアルな挨拶でもあるギャル風の掛け声だ。その独特なジェスチャーと慶尚道方言の組み合わせはすぐに話題になった。このクリップはSNS、YouTube Shorts、Instagram Reelsを一気に駆け巡った。ミームが広がるにつれ、Geoje市とRESCENEの知名度は同時に急上昇した。2026年5月22日、RESCENEの5人全員が正式にGeoje市の広報大使に任命された。
新羅の姫 — ミーム量産はまだ続く
ギャル動画がヒットした後も、Woniのチャンネルは勢いを止めなかった。次にヒットしたのは、新羅王国の古都・慶州出身のメンバーとGeoje出身のWoniが、濃い慶尚道方言で会話する「新羅の姫」コンセプト動画だった。慶州出身メンバーの「新羅の姫」というニックネームも、彼女の出身地から来ている。2人が全力の地域方言でやり取りする様子は再びバズを生み、再生数を伸ばしながら新たな視聴者を引き込んだ。各メンバーの個性を中心にした動画が次々とヒットし、RESCENEは「ミーム量産グループ」と呼ばれるようになった。この方言エピソードでは、メンバーのZenaも初めて注目を集め、「次世代ウェブバラエティの逸材」として名前が挙がるようになった。
なぜRESCENEはうまくいっているのか
RESCENEのコンテンツが刺さる理由は、そのどれもが計画されたものに見えない点にある。ギャルメイクや7時間ぶっ通しのライブ配信――大手事務所ならイメージ管理のために止めそうな内容を、RESCENEはむしろ強みとして扱っている。最近ではMinamiとWoniが一緒にGeojeを訪れ、同年代の友達同士のように普通に遊ぶ様子を撮影した。その動画も再び大きな注目を集めた。
分析はシンプルだ。メンバーが本当にやりたいことを自由に表現できる環境は、作られたコンテンツでは再現できない自然な魅力を生み出す。音楽面も好調だ。2025年にリリースされた3枚目のミニアルバム『Lip Bomb』は初週売上10万枚を突破した。RESCENEはミーム路線と音楽路線を同時に成立させる方法を見つけ出した。そして人々は、次に彼女たちが何を見せてくれるのかを注目している。